LINE公式アカウントを運用していると、最初に目に入るリッチメニューや、配信で使うバナー画像のデザインに悩んだことはありませんか?
「デザインなんて無理…」「外注はコストがかかるし…」という方でも、実は今、AIの力を使えばデザイン初心者でも短時間で“それっぽい”ビジュアルが作れる時代になっています。
今回は、ChatGPTとCanvaという2つのツールを使って、誰でもリッチメニューやリッチ画像を簡単に作成できる方法をご紹介します。
chatgptでリッチメニューの作り方
STEP.1:まずは“設計図”を用意しよう
AIに正しく意図を伝えるには、「設計図」があるとスムーズです。
例えばこんな感じ:
ボタンやテキストを配置した設計図(手書きでもOK)
この“設計図”があるかないかで、AIが作る完成品の精度が大きく変わります。
STEP.2:ChatGPTにお願いする
次に、ChatGPTにデザインの指示を出します。
こんな感じでプロンプトを書きます:
さらに、先ほどの設計図画像を添えて、構成の参考にしてもらいましょう。
添付のレイアウトを参考に
美容室のLINE公式アカウントのリッチメニューを生成してください。
#アスペクト比率は40:27
#ボタンの配置
・上段
左:ホームページ
中:予約する
右:クーポン
・下段
左:アクセス
中:Instagram
右:お問い合わせ
#色
全体的な色:#f98fb0
字の色:#111111
#ボタン
アスペクト比: 186:187
全体的な色:#ffeef5
立体的なイメージで、イラストを入れたり装飾をお願いします。
※ChatGPTの画像生成機能について
ChatGPTの画像生成は、有料プラン(ChatGPT Plus)だけでなく無料プランでも利用可能
です。ただし、無料プランでは1日3枚までという制限があり、生成速度もやや遅めとなっています(※2025年5月時点の情報)。本格的に画像を活用したい場合は、有料プランの利用を検討してみても良いかもしれません。
STEP.3:生成された画像をCanvaで整える
AIが生成した画像は、そのまま使う前にちょっとした微調整が必要な場合があります。
たとえば、余白のバランスを整えたり、指定サイズにぴったり合わせたり、文字のズレがある場合は、テキストを修正したりといった作業です。
ChatGPTで生成した画像をCanvaで整える手順
- Canvaにアクセスし、「デザインを作成」をクリック
- 「カスタムサイズ」を選択し、横1200px × 縦810pxを入力してキャンバスを作成
- ChatGPTで生成した画像をCanvaにアップロード
- キャンバス上に画像を配置し、サイズや位置を調整
- デザインが完成したら、「共有」→「ダウンロード」をクリック
chatgptでリッチメッセージの作り方
リッチメッセージも、あらかじめレイアウトの設計図を用意しておくことで、思い通りのデザインが完成しやすくなります。
たとえば、以下のようなプロンプトを使えば、指定した構成に沿った画像が生成されます:
添付のレイアウトを参考に
セミナーのLINE公式アカウントのリッチメッセージを生成してください。
#アスペクト比率は1:1
#色:ブルーのかかったグラデーション
#仕上がり:背景に抽象的な要素を入れたリッチな感じ
#モデル:リッチなアニメーション風
#サブテキスト:初心者でも簡単にできる
#メインテキスト:AIデザイン制作
#サードテキスト:2025年6月2日(月)
#写真1:日本人男性が笑顔で笑っている
#写真2:日本人女性がパソコンをしながら笑顔で笑っている
#写真3:日本人男性と女性が笑顔で笑っている、ロングショット
#写真4:セミナーの様子ロングショット
このように、テキスト・画像・構図の指示を具体的に出すことで、より理想に近いリッチメッセージがAIで簡単に作成できます。
「自分でも作れる」と「プロに任せたい」の両方を選べます
ここまで読んで、「意外と簡単に作れそう!」と思った方もいれば、「やっぱり時間がない」「もっとクオリティにこだわりたい」という方もいるかもしれません。
そんな方のために、リッチメニューやリッチメッセージの画像作成を1枚5,500円(税込)で承っています。
気軽に相談だけでも大歓迎です!
LINE公式アカウント運用を、デザイン面からしっかりサポートいたします。
こんな方におすすめ!
- 時間がなく、画像作成をすぐに任せたい
- 手書きラフなども用意できない
- LINEの運用全体の流れに合わせて、画像も統一感を持たせたい
- 配信文章+画像のセットで相談したい
気軽に相談だけでも大歓迎です!
LINE公式アカウント運用を、デザイン面からしっかりサポートいたします。
まとめ
ChatGPTとCanvaを使えば、デザイン初心者でも驚くほど簡単にリッチメニューやリッチメッセージを作成できる時代になりました。
「手書きラフ+プロンプト入力」だけで、プロのようなビジュアルが短時間で完成するのは、まさにAIならではの恩恵です。
さらに、Canvaでの微調整を加えれば、配信にすぐ使える実用レベルのデザインに仕上がります。
また、配信文の作成や、投稿内容のアイデア出しにもChatGPTは大活躍。LINE運用全体の時短&効率化につながる強力なツールです。