#67 LINE公式アカウントの「ショップカード」完全ガイド|設定方法・活用事例・成功のポイント

効果的なショップカードの運用方法とは?

目次

LINE公式アカウントの「ショップカード」は、デジタル版のポイントカードとして活用できる便利な機能です。
「紙のポイントカードはすぐになくしてしまう…」
「もっとリピーターを増やしたい!」
と考えている店舗にとって、ショップカードは大きなメリットをもたらします。

本記事では、ショップカードの基本、導入手順、活用事例、運用のコツについて詳しく解説します!

LINEショップカードとは?

LINEショップカードは、LINE公式アカウントの機能の一つで、顧客がLINEを使ってポイントを貯められるデジタルポイントカードです。

LINEショップカードの特徴

  1. QRコードで簡単にポイント付与 → お店でQRコードをスキャンするだけでポイントが貯まる
  2. 特典設定が自由 → 〇〇ポイント貯めると「10%オフ」「1ドリンク無料」など自由に設定可能
  3. 有効期限が設定できる → 期間限定の特典を作成して来店促進が可能
  4. 紙のカード不要で管理が簡単 → 紛失の心配なし、スマホ一つで管理可能

LINEショップカードと従来の紙カードの違い

項目 LINEショップカード 紙のポイントカード
管理のしやすさ スマホ上で完結、紛失の心配なし 紛失・破損の可能性あり
コスト 無料で作成可能 印刷費やデザイン費がかかる
顧客データ収集 データ分析が可能 収集できない

2. LINEショップカードの作り方

管理画面にログイン

  1. LINE Official Account Manager にログイン
  2. 「ショップカード」 を選択

 

カードデザインを設定

カードの背景画像・カラーを選択
ブランドイメージに合う写真やカラーを選択します。カラーは11色から選べます。

ポイントルールを設定

①ゴールまでのポイント数を決定

  • 1〜50ポイントの範囲で設定可能。
  • 例:「10ポイントで特典獲得」など、利用頻度に応じて適切なポイント数を決める。

②ゴール特典を設定

  • ユーザーがゴール(例:10ポイント)に到達した際に提供する特典を決める。
  • 例:「10ポイントで300円オフ」「10ポイントで特別クーポン発行」など。

③途中でのポイント特典を活用

  • ゴール前に中間特典を設けることで、モチベーションを維持。
  • 例:「5ポイントごとにミニ特典」「10ポイント達成でドリンク1杯無料」など、柔軟に設定可能。
  • 必須ではなく、運用方針に応じて自由に調整。

④カードの有効期限を決定

以下の3パターンから選択可能です。

  • 最終利用日から◯年◯ヶ月
  • 初回利用日から◯年◯ヶ月
  • 設定しない

有効期限を活用することで、利用促進を図ることもできます。

⑤有効期限の通知機能を活用

ショップカードや特典の有効期限が近づいた際、自動でリマインド通知を送信。

  • 有効期限の前日
  • 有効期限から3日前
  • 有効期限から1週間前
  • 有効期限から2週間前
  • 有効期限から3週間前
  • 有効期限から1カ月前
  • 通知しない

ただ、「有効期限」と「有効期限の通知」はショップカード公開後に変更できないので、適切な期限設定を事前に検討し、最適な運用を行うようにしましょう。

公開して運用開始

設定が完了したら、「保存してカードを公開」ボタンを押せば完了!

使用状況を分析し、最適化

管理画面の「分析」タブ で、以下の指標を確認できます。

  • 発行済みカードの数
  • 付与したポイントの合計
  • 発行済み特典チケットの数
  • 使用済み特典チケットの数
  • 使用率

分析結果から課題を発見する

例えば発行済みカードが多いのに特典チケットの発行数が少ない

👇

ポイントを貯めるのが大変すぎる可能性があるので、達成条件を緩和する(例:必要ポイントを減らす)。

または特典チケットの利用率が高すぎる

👇

 ポイントが簡単に貯まりすぎる可能性があるので、ポイント付与条件を厳しくする(例:1回の来店で1ポイント → 500円ごとに1ポイントに変更)。

データを見ながら「特典が貯まりにくすぎないか」「逆に貯まりすぎていないか」をバランスよく調整することが大切です。

ショップカードの活用方法

リッチメニューにショップカードを設置する

設定手順

  • リッチメニュー作成
    管理画面の「リッチメニュー」から新規作成を選択します。
  • ショップカードへのリンク設定
    ボタンのアクションを「リンク」に設定し、ショップカードのURLを設定します。

  • リッチメニューの公開
    デザインや配置を確認し、公開します。

これにより、ユーザーはトーク画面からワンタップでショップカードにアクセスできます。

 

 

ショップカード付きメッセージ配信を活用する

リッチメニューだけでなく、ショップカードのURLを含むメッセージを配信することで、ユーザーに認知されやすくなり、利用を促進できます。

設定手順

  • リッチメッセージ作成
    管理画面の「リッチメッセージ」から新規作成を選択します。
  • ショップカードへのリンク設定
    画像を選択して、「リンク」をショップカードのURLに設定します。 ショップカードのURLは「ショップカード」→「カード取得用URL」よりコピーして設定します。

活用事例

  • 定期メッセージ配信
     キャンペーン情報やお得な特典と一緒にショップカードのURLを送る。
  • ステップ配信
    友だち追加後や初回来店後に、ショップカード取得を促すメッセージを自動送信。
  • クーポンと併用
    「次回来店でポイント2倍!」などの特典をメッセージと共に送信。

 

 

ショップカード運用のコツ

友だち追加を促進する

POPやポスターを活用 → 店内に「LINE登録でポイントGET!」と掲示

スタッフからの声かけ → 「次回500円オフになりますよ!」と案内

SNSやホームページで告知 → インスタやブログで活用事例を紹介

定期的な特典更新

季節ごとの特典(夏はかき氷無料、冬はホットドリンク無料)

ポイント2倍DAYを設定(平日の集客強化に)

有効期限付きの特典を提供(期限を設けることで利用を促す)

 

 

 

4.まとめ

LINEショップカードは、リピーター獲得や顧客満足度向上に効果的な無料ツールです。

  • スマホで管理できるデジタルポイントカード で利便性が向上
  • 簡単な設定で導入でき、コスト不要
  • データ分析を活用して最適なポイント設計が可能
  • 様々な業種で活用できる実績があり、集客力アップに貢献

店舗運営において、顧客の再来店を促す施策は非常に重要です。ショップカードを導入し、より多くのリピーターを獲得しましょう!

LINE友だち登録する

MENU

About Us

お客様と店舗をつなぐ一番身近なツール LINE公式アカウントアカウントの開設と運用をサポートします。
株式会社assistは美容室・ガソリンスタンド・スーパー・ネイルサロン・カーディーラー・ホテルなどなど 全国で約1,000アカウントサポートさせていただいております。
そしてLINEから正式にLINE公式アカウントセールズパートナー として認定されております。

新着記事