こんにちは!
LINE公式アカウントセールスパートナー 株式会社assistの高頭です(/・ω・)/
以前こちらのブログでも掲載した「LINE広告」の運用効果検証について、検証結果がまとまりましたので、ご報告いたします!
今回の検証では、タイトルやクリエイティブ(画像)などを複数パターン用意し、
同時に掲載して効果のいいパターンを探りながら進めていきました。
まず始めに、今回の検証についておさらいです。
予算:50,000円
期間:2022/4/21 17:00 ~ 2022/5/15 23:59
【広告の種類】
友だち追加広告(LINE公式アカウントの友だちを増やすことを目的とした広告)
【広告内容】
弊社でご提供している機能拡張オプションのリッチメニューについてのご紹介
広告を見てassistのLINEを友だち追加すると、実際にLINE上で機能拡張オプションを使ったリッチメニューが確認できるようになっており、そこから問い合わせに繋げることを目的としています。
【検証内容】
すべて3パターンずつ用意し、効果の高かったものを反映させながら検証を進めていきます。
検証①タイトル・ディスクリプション
検証②内容(タブ切り替え・セグメント・レイアウト自由)
検証③クリエイティブ(画像)
▼詳しくはこちら
#41【LINE広告】1番効果の出やすい広告運用を検証中!結果もブログで報告します!
1.LINE広告とは
【検証①】タイトル・ディスクリプション
では、検証①タイトル・ディスクリプションの検証結果から見ていきましょう!
パターン①
タイトル
LINE公式アカウントのリッチメニュー
ディスクリプション
【新規開設の9割が利用中!】LINE公式アカウント のリッチメニューを自由にカスタマイズ!
- インプレッション数:20,025
- クリック数:5
- 平均単価:268円
パターン②
タイトル
リッチメニューの設定例を見る
ディスクリプション
「リッチメニューを変えたらLINEからの問い合わせ・予約が急増!」リッチメニューの設定例をLINEで公開中♪
- インプレッション数:13,733
- クリック数:4
- 平均単価:227円
パターン③
タイトル
まだボタン6個!?
ディスクリプション
本当にそのリッチメニューで大丈夫?LINE運用の成功のカギを握っているのは、トーク画面の半分を占めるリッチメニューにあった!
- インプレッション数:26,075
- クリック数:32
- 平均単価:237円
タイトル・ディスクリプションの検証は
少し煽り要素を入れたパターン③が1番クリック数が高い結果となりました!
画像は同じでも、タイトルやディスクリプションの違いだけでこんなにも効果が変わります。
やはり、画像だけでなくテキストにも様々な工夫が必要です(´-ω-`)
今回は、NLP(神経言語プログラミング)という心理学に基づいて②と③を考えました。
「問題回避型」
・問題について考え、回避しようとする時、行動力があがる。
・トラブルシューティングが得意。
・修正したり、直したりするものがあると動機付けられる。
「目的志向型」
・目標をもつことでモチベーションがあがる。
・問題認識は苦手な方である。
・目標を見据えたとき、優先順位をつけて行動できる。
パターン③は、「問題回避型」に向けて
不安要素を煽るような文章を敢えて使ってみました。
「まだボタン6個!?」⇒6個じゃだめなのかな・・・?
「本当にそのリッチメニューで大丈夫?」⇒他にどんなリッチメニューがあるの・・・?
と、不安を煽り、クリックへ誘導します。
なんだか少し罪悪感が生まれますが、これも立派なマーケティングの手法なのです。
逆に、パターン②は「目的志向型」に向けて
「リッチメニューを変えたらLINEからの問い合わせ・予約が急増!」⇒どんなリッチメニューにしたの!?
と、前向きな文章を使ってクリックに誘導します。
今回は問題回避型向けの③が効果が高いという結果でしたが、画像や内容によって変わってくるかと思います。
見込み客の傾向を知るためにも、しばらくはこういった検証をおすすめします!
パターン③のタイトル・ディスクリプションを反映させ、次は内容の検証結果をご報告します!
【検証②】内容
3つとも訴求軸は同じく「リッチメニューのカスタマイズ」ですが、メインとする内容を変えて3つ用意しました。
以前のブログでもお伝えしましたが、内容は同じでも、少し違う言葉を使ってみたり、推しポイントを変えてみたりするだけでも効果は変化していきます。
パターン①
レイアウト自由
内容:リッチメニューのボタン数、位置など、レイアウト自由に設定可能
- インプレッション数:16,660
- クリック数:19
- 平均単価:264円
パターン②
タブ切り替え
内容:複数枚のリッチメニューをタブで切り替えて表示可能
- インプレッション数:11,751
- クリック数:10
- 平均単価:247円
パターン③
セグメント
内容:ユーザーの属性などに合わせてリッチメニューの出し分けが可能
- インプレッション数:18,306
- クリック数:13
- 平均単価:277円
内容の検証は、①レイアウト自由が1番クリック数が多い結果となりました!
僅差ではありますが、10クリックしか出なかった②にずっと費用をかけ続けるより、
同じ条件で約2倍のクリック数が出ている①に集中して費用をかけたほうが効率が良いです。
少ない単価で効率よくクリック数を上げるためには、メインとする内容を1つに絞るというのも大事な検証になります!
ただ、個人的な感想としては、
「タブ切り替え」が1番クリック数が低いというのが意外でした。。
というのも、お客様からリッチメニューのタブ切り替えについてのお問い合わせが非常に多く、1番注目度が高いだろうと仮定していたからです。
本当にお客様が求めているものが改めて明確になるので、そういった意味でもこのような検証はとても大事ですね(`・ω・´)ゞ
【検証③】クリエイティブ(画像)
では最後に、検証①・②の結果を踏まえて
クリエイティブ(画像)の検証と効果測定の結果はこちらです
画像+文字(正方形)
インプレッション数:10,828
クリック数:100
平均単価:149
画像+文字(長方形)
インプレッション数:4,522
クリック数:1
平均単価:143
画像のみ(正方形)
インプレッション数:4,834
クリック数:22
平均単価:170
画像のみ(長方形)
インプレッション数:4755
クリック数:2
平均単価:182
文字のみ(正方形)
インプレッション数:3,643
クリック数:8
平均単価:155
文字のみ(長方形)
インプレッション数:9,373
クリック数:13
平均単価:152
スモールイメージ
インプレッション数:4,282
クリック数:9
平均単価:143
画像+文字の正方形が1番効果が高く、クリック数は100件でした!
インプレッション数もダントツです!
LINE側のAI判定で「良い広告」とみなされる基準をクリアすると、インプレッション数はかなり伸びます。
(判定基準は明かされていません。)
今回のように、サイズ等を変えた複数枚の画像を用意して、AI判定を勝ち進むにはどのようなクリエイティブが最適か見極めることが重要です!
今回の検証の総まとめ
・タイトル・ディスクリプションは「問題回避型」向けの文章を使ったほうが効果が高い
・1番お問い合わせが多い「タブ切り替え」がクリック率も高くなるわけではない
・クリエイティブは長方形より正方形の方が効果が高い傾向にある
いかがでしたか?
こういった検証を続けていくことで、より効果的に広告運用が可能になります。
業種などによって効果は様々かと思いますので、ぜひこのような検証方法も試してみてください!
弊社では、LINE広告のサポートプランもご用意しております!
ご予算に応じて、クリエイティブの作成を含むプランのご提案も可能です(*ノωノ)
ぜひお気軽にご相談ください。