暖かな日差しが花粉とともにやってきました!
集客イベントで忙しくなる時期ですよね?
2022年度は新型コロナウィルスも落ち着いて、たくさんイベントができるよう心から祈っています!
本日はそんなイベント時に大活躍するLINE Beaconを使った施策についてご紹介します。
1. LINE Beaconとは?
そもそもLINE Beacon(ビーコン)って聞いたことありますか?
あまり一般的に知られていないかもしれませんが、設定をONにしているユーザーが検出範囲に入ると、「ビーコン」という小型端末からBluetoothを活用してデータが送られて、クーポンなどのメッセージを自動送信する仕組みのことを言います。
ご来店いただいた方に自動でクーポンやセール情報を配信することができます。
ユーザーがスマホでWEBサイトにアクセスしなくても、位置情報によって自動で情報が届くという点が最大のメリットなんです!
2. Posterが提供するLINE Simple Beaconについて
弊社がおすすめしているLINE公式アカウントの機能拡張ツール「Poster」では、この仕組みを利用したオプションサービス「LINE Simple Beacon」をご提供しています。
LINE Simple Beaconでできること
・来店した(Beaconが反応した)タイミングで友だちにメッセージ送信(クーポン、セール情報)
・来店者を記録して来店者数レポートの確認
・来店期間を指定して来店者に対してセグメント配信
※有効範囲(検出範囲)は遮蔽物がない状態で半径約10m
しかも、自動で送信するメッセージは日時や曜日で設定の切り替えが可能です。
「毎月5日のポイントアップの日」や「平日18:00~19:00の半額セール」など、事前に設定しておけば自動で送信内容が切り替わります。
いかがでしょう。お店でのLINE活用の幅が大きく広がる気がしませんか?
ただし、ひとつご注意事項が…
LINE Simple Beaconでできること
Beaconが反応するのは、以下の条件を満たした場合だけとなります。
①LINE公式アカウントと既に友だちになっていること
②友だちの端末でLINEアプリの位置情報を許可していること
③友だちの端末でBluetoothをオンにしていること
④友だちの端末でLINEアプリの「LINE Beacon」をオンにしていること
うーん、なかなか厳しい条件です。
①は当然として、④はオンになってる方が多いと思います。
③も最近ワイヤレスイヤホンなどをご利用の方が増えたので比較的オンになっているのかな、という印象です。
問題は②です。
私の個人的な調査では8割の方が許可しているのですが、「常に許可」ではなく「このAppの使用中のみ許可」になっている方がほとんどでした。
この場合だと、Beaconの有効範囲にいてLINEアプリを起動した方にしかメッセージが届きません ಠ_ಠ
3. 例えばこんなイベント活用
上記のBeaconが反応する条件を踏まえ、こんな使い方はいかがでしょうか?
上記事例では「イベント参加券」になっていますが、「クーポン配布」などでもいいと思います。
お客様にとって価値の高いクーポンを設定できれば、勝手に友だち登録してくださる方も多いと思います。
しかも、ここで設定を変更いただいた方は、次回来店時もそのままの設定でいる確率が高い!
そのためBeaconで来店計測をしたり、自動でメッセージ配信がしやすくなります。
一挙両得のイベント企画です。
実はまだ企画したばかりで実践でデータ取得まではできていません。(準備中)
実践テストにご協力いただける店舗がおりましたら、ぜひご連絡ください。
4. まとめ
いかがでしたでしょうか。
LINE Beaconはユーザー端末の設定状況依存しますが、うまく活用すればLINE公式アカウント活用の幅が広がるアイテムだと考えます。
弊社でもまだまだ実証段階ではありますが、ご興味ある方はお気軽にご連絡ください。