LINE公式アカウントを友だち登録すると1番最初に自動で届く「あいさつメッセージ」
読まれる可能性が1番高いメッセージであり、アカウントの第一印象を決める重要な役割を担います。
デフォルトのままにしていたり、随分前に設定したっきり放置していませんか?
せっかくクーポンを設定していたのに、いつの間にか有効期限が切れていた…
というのは結構あるあるです。
そして、あまり知られていない衝撃的事実を先にお伝えします。
実は、ブロックされやすいタイミング第1位は、
「あいさつメッセージの次に配信を受け取ったタイミング」なんだとか…!
あいさつメッセージでユーザーの心を射止めておかないと、今後どれほど凝った配信をしても届かないなんてことも…
そこで、今回はあいさつメッセージでブロックを回避する方法についてご紹介します!
1.あいさつメッセージの次に配信を受け取ったタイミングがブロックされやすいのはなぜ?
冒頭でもお話しした通り、
ブロックされやすいタイミング第1位は
「あいさつメッセージの次に配信を受け取ったタイミング」と言われています。
つまり、友だち登録してから受け取る1通目の配信ということです。
では、なぜこのタイミングが1番ブロックされやすいのでしょうか。
それは恐らく
「メリットを感じて友だち登録したものの、届いた配信が求めている内容とは違う」
と感じやすいタイミングだからです。
例えば、イラストにあるような「年末感謝祭」のお知らせですが、
開催店舗が「※A店、B店のみ」となっています。
受け取ったユーザーの近隣店舗がA店、B店に当てはまらなかった場合
「自分には関係ない」=「友だち登録しておくメリットがない」と感じてしまいますよね。
ユーザーは色々なアカウントと友だちになっているはずです。
自分とは無関係な配信が1通でも届いてしまうとすぐブロックに繋がってしまうのは仕方のないこと…
実は割とシビアな世界なんです(´;Д;`)
だからといって、ユーザー1人1人が求めている内容に沿って配信するのは難しいですよね…
時間も労力もかかりまくりです。
でも大丈夫!ご安心ください!
「読まれる可能性が1番高い」という特徴を持つあいさつメッセージを活かして
今後もずーっと読まれる配信が実現する方法をお伝えします!
2.あいさつメッセージでユーザーの属性を取得しよう!
あいさつメッセージの特徴は「読まれる可能性が1番高い」ということです。
その特徴を活かし、あいさつメッセージの時点でユーザーの属性を把握しておけば
ユーザーに沿った配信が可能になります。
プロフィール登録で以下の項目を設定
- 生年月日
- 性別
- 受け取りたい情報(選択式)
- 新商品
- クーポン
- セール
- 定休日
↓
ユーザーが回答したらお礼のクーポンを発行
↓
通常配信でプロフィール情報を元にセグメント配信
最初の時点で属性を取得しておくことで、次回以降無駄のない配信が可能となり、
ユーザーにもメリットがあるほか、配信数も抑えることができるため、一石二鳥で便利です!
たったこれだけでも効果は抜群!!
実際にこの方法を取り入れているアカウントの事例をご紹介します。
プロフィール登録の質問項目や回答方式は自由に設定できます。
「プロフィール登録」についてはこちら
#49【活用事例】たった3分!Posterを導入したら最初に設定すべき機能5選
3.実際にあいさつメッセージで属性を取得している事例
実際に弊社でサポートしているアカウントでは、こんな結果が出ています。
- あいさつメッセージに設定したクーポンの使用率:86%
- 通常配信で設定したクーポンの使用率:27%
(※どちらも商品10%オフクーポン)
あいさつメッセージのクーポンはその場で使えるということもあり使用率はかなり高いです!
そして、あいさつメッセージのクーポンを使用したユーザーは意外とブロック率が低いんです。
クーポン欲しさに友だち登録するユーザーが多いと思いますが、
1度おいしい思いをすると人間っておかわりを求めてしまうものなんですよね…
ただ、ここで注目して欲しいポイントは
「通常配信のクーポンの使用率」も高いということです!
LINE公式アカウントのクーポンの平均使用率は3〜5%といわれています。
※業種や内容によって異なります。
なので、こちらのアカウントの「クーポン使用率27%」はとても高い数字となります。
そして、なんといってもブロック率の低さ!
こちらのアカウントではブロック率も1%台に抑えています!!
4.まとめ
当たり前のことを言いますが、
LINEのクーポン使用率が高いということは、LINEで集客出来ているんです!
これがなかなか難しい!!
でも、あいさつメッセージの特徴を活かして、
最初の時点でユーザーの属性を把握し、その後はユーザーに沿った配信を行う
これだけで効果的なLINE公式アカウントの運用が可能になります。
あいさつメッセージの内容が今後のブロック率に直結するなんて
びっくりした方も多いのではないでしょうか?
当ブログを読みながら、改めてあいさつメッセージの設定を見直してみてください!