はじめに
IT導入補助金は、中小企業や小規模事業者がITツールを導入する際に、導入費用の一部を国が補助してくれる制度です。
当社(株式会社assist)のようなIT導入支援事業者と連携して申請することが必要です。
また注意点として、補助金は「先に支払い、その後に補助を受ける」仕組になっています。
例えばPosterの場合、1年分の利用料と導入支援にかかる役務費用を一旦自己資金で支払い、事業完了後に実績報告が承認されると補助金が入金されます。
本記事では、今からでも間に合う(2025年9月時点)、2025年度の「通常枠」5次締切以降の申請スケジュール、必要書類、申請手順を詳しく解説します。
また、LINEの強化ツールの「Poster」をIT導入補助金で半額で導入できる方法についてもご紹介していますので、よかったらこちらの記事をご参考ください!
【2025年最新】LINEの強化ツール「Poster」がIT導入補助金で導入可能に!
1.IT導入補助金2025 通常枠の申請スケジュール(5次締切以降)
2025年度のIT導入補助金「通常枠」の申請スケジュールは以下の通りです。
公募回 | 申請締切日 | 交付決定日 | 事業実施期間 | 事業実績報告期限 |
---|---|---|---|---|
5次締切分 | 2025年9月22日(月)17:00 | 2025年10月31日(金)(予定) | 交付決定~2026年4月30日(木)17:00(予定) | 2026年4月30日(木)17:00(予定) |
6次締切分 | 2025年10月31日(金)17:00 | 2025年12月11日(木)(予定) | 交付決定~2026年5月29日(金)17:00(予定) | 2026年5月29日(金)17:00(予定) |
7次締切分 | 2025年12月2日(火)17:00 | 2026年1月20日(火)(予定) | 交付決定~2026年7月31日(金)17:00(予定) | 2026年7月31日(金)17:00(予定) |
※上記スケジュールは予定であり、変更となる場合があります。最新情報はIT導入補助金2025公式サイトでご確認ください。
※当社で取り扱うITツール「Poster」が「通常枠」として登録されているため、通常枠のスケジュールのみ抜粋しています。
申請締切日
IT導入補助金の申請の締切日です。
この日までに必要書類を揃えて申請を完了させる必要があります。締切を過ぎるとその回次では申請できず、次の回まで待たなければなりません。
交付決定日
補助金事務局による審査の結果、採択(補助金交付が認められる)か、不採択(補助金を受けられない)かが発表される日です。
交付決定通知を受けてはじめて補助金の対象となるため、この日より前にツールを契約・導入してしまうと補助金を受けられなくなります。
事業実施期間
交付決定を受けてから、実際にITツール(例:Poster)を契約・導入・運用することができる期間です。
この期間内に導入作業を終え、必要な経費の支払いも済ませる必要があります。
事業実績報告期限
ITツールを導入した後、導入結果や経費の証拠書類(請求書・領収書・支払証憑など)をまとめて提出する期限です。
この報告が承認されてはじめて、補助金が入金されます。期限を過ぎると補助金を受け取れない可能性があるため、非常に重要なステップです。
2.IT導入補助金申請に必要な書類一覧
申請には以下のものが必要です。当社はIT導入支援事業者として、書類の準備や申請手続きをサポートいたします。
法人の場合
- 履歴事項全部証明書
- 法人税の納税証明書(その1またはその2)
個人事業主の場合
- 運転免許証又は運転経歴証明書又は住民票
- 所得税の納税証明書(その1またはその2)
- 確定申告書
交付申請前に取得が必要なもの
GビズIDプライム アカウントの取得(必須)
経済産業省及び中小企業庁では、複数の行政サービスを1つのアカウントにより利用することができる認証システムとしてGビズIDの利用を推奨しています。詳しくはこちらで確認してください。
SECURITY ACTIONの★ 一つ星又は★★ 二つ星の宣言(必須)
IT戦略ナビwithを実施(任意)※実施による加点あり
「自社の取り組みが同業他社と比較してどうか」という現状と、「どのようにITを活用すればビジネスが成功するか」というストーリーを、IT戦略マップとしてウェブ上で簡単に作成できます。 「IT戦略ナビwith」実施時に、本事業の申請に用いたGビズIDプライムを入力し、結果が表示された画面を交付申請時に添付することで、加点を受けることができます。
詳しくはこちらで確認してください。
GビズIDアカウントやSECURITY ACTIONの取得には1週間程度のお時間がかかることがあります。
計画的に手続きを進めましょう。
3.IT導入補助金の申請手順(オンライン申請の流れ)
-
1
IT導入支援事業者の選定
LINE公式アカウント拡張ツール「Poster」を導入する場合は株式会社assistをご指名ください!
-
2
申請マイページの作成
支援事業者から招待を受け、申請マイページを作成します。
-
3
必要情報の入力・書類の添付
事業者情報や必要書類をマイページに入力・添付します。
-
4
事業計画の入力
導入するITツールの詳細や事業計画値を入力します。
-
5
申請内容の確認・提出
入力内容を確認し、申請に対する宣誓を行い、事務局へ提出します。
よくあるご質問
Q1. 申請対象者は誰ですか?
- 日本国内で事業を営む中小企業・小規模事業者(法人または個人事業主)が対象です。
- 申請にはIT導入支援事業者(株式会社assist等)との連携が必要です。
- 補助対象業種や資本金、従業員数の条件があり、一般的には以下が目安となります。
-製造業・建築業・運輸業:資本金3億円以下、従業員300人以下
-卸売業:資本金1億円以下、従業員100人以下
-小売業:資本金5,000万円以下、従業員50人以下
-サービス業(ソフトウェア業、情報処理サービス業、旅館業を除く):資本金5,000万円以下、従業員100人以下
- 任意団体や法人格のない組織は対象外です。
Q2. 補助金はいつ入金されますか?
- 補助金の入金は、実績報告が承認された後に行われます。
- 通常枠の場合の流れは以下です:
1.交付決定:事務局から補助金交付決定通知を受け取る
2.事業実施:ITツールの導入・運用を実施
3.実績報告:導入内容や請求書・領収書を提出
4.事務局による承認:報告内容を確認
5.補助金入金:承認後、指定口座に入金(通常1~2か月程度かかる場合あり)
- 入金時期は、申請回次や事務局の審査状況によって前後するので、余裕を持って資金計画を立てることが重要です。
まとめ
IT導入補助金は、中小企業・小規模事業者が業務効率化やDXを進めるための強力な支援制度です。株式会社assistのようなIT導入支援事業者と連携することで、申請手続きや書類準備がスムーズになり、初めての方でも安心して進められます。
ポイントは次の通りです:
- 申請対象を確認する:法人・個人事業主で、資本金や従業員数の要件を満たすこと。
- 必要書類を事前に準備する:履歴事項全部証明書や確定申告書、セキュリティ対策自己宣言など。
- スケジュールを把握する:締切や交付決定、実績報告の流れを理解して計画的に進める。
- 実績報告までを意識する:補助金は事業実施後の報告承認後に入金されるため、導入費用の資金計画も重要。
これらを押さえておけば、交付決定後の事業実施や実績報告もスムーズに進めることができます。 IT導入補助金を活用して、PosterをはじめとするITツール導入に挑戦し、ビジネスの効率化と成長につなげましょう。
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申請には締切があります。まずはお気軽に株式会社assistまでお問い合わせください。
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